Airbnbはホスト側の仲介手数料の安さで話題になりました。
ホテル専用の情報サイト「ヤフートラベル」「楽天トラベル」といった複数のサイトで集客すると,サイトを通じて予約が確定した場合、12 %〜13 %の手数料がかかります。
一方、Airbnbでは、仲介の成功報酬が3%です。
ただし、Airbnbの仲介手数料自体は最高額でトータル15 %で、他サイトに比べても高比率です。
ですがホストが3%で済んでいるのはゲストからも手数料を取っているからです。
他サイトでは、ホストが全ての手数料を負担しますが、Airbnbでは、ゲストから6%〜12 %の手数料を取っています。
手数料のパーセンテージは、部屋のエリアの人気によって変動しよすが、ホストの3%は固定されています。
Airbnbはホテルサイトよりも高い手数料を取っているのですが、宿泊客から手数料を取るという点が画期的なのです。
そのせいかAirbnbに払う手数料を惜しむゲストから「 Airbnb介さずに部屋を貸してくれませんか?」という依頼があるようです。
キャンセルする前に申し出られたり、チェックインして数日が経ってから延長したいと言われたり、ゲストから依頼されるタイミングは様々なようですが、直接の手間とリスクなどを考慮してすべて断った方が良いです。
ゲストの要望に応えたいし、自分も損をすることはないからいいだろうと考えて依頼を受けてもよいと考える人がいるかもしれません。
しかし、Airbnbの仲介なしでゲストと交渉してしまうと、その後のやりとりに関るすべてが自己責任となります。
いくら数日泊まって問題がない相手だったとしても、どんな予期せぬトラブルが起きるかわからないです。
民泊を長く続けるためには、余計なリスクは極力減らしたほう良いですね。