Airbnbは自分の部屋を貸し出したいと考えている「ホスト」と宿泊場所を探している旅行者である「ゲスト」をマッチングさせる仲介サービスです。

Airbnbの仕組みについて詳しく紹介します。

民泊仲介サービスの主流は「Airbnb」

Airbnbとは、2008年8月に設立されたアメリカのシリコンバレーにあるベンチャー企業です。「使っていない部屋を宿泊場所として貸したい個人」と「部屋に泊まりたい個人」をマッチングするサービスをビジネスモデルとしています。

Airbnbのウェブサイトを見ると、世界190か国にサービスが広がっています。

設立からわずか7年で190か国にビジネスが広がっていることから、世界的に民泊のニーズがあることが分かります。

民泊の流行は日本だけでなく、全世界的なものとなっています。

Airbnbの初期のコンセプトは単純で、共用部分にエアーベッドを置いてブレックファストを出すことでした。

創業者たちは、当時本当にお金がなく「少しでもお金を稼ぎたい!」という理由から、自分たちのリビングにエアーベッドを置さ、次の日にブレックファストを出したのが始まりだと言われています。

この経緯から、社名がエアー·ベッド·アンド·ブレックファスト(Air bedand breakfast)を基にしたものになったそうです。

当初は、共用スペースにエアーベッドを置いただけの部屋が貸し出されていましたが、現在では様々なタイプの部屋が貸し出されています。

戸建てからクルーザー、テント、島まであります。実際にヨーロッパでは、お城なども貸し出されています。

Airbnbでは貸し手のことをホスト、借りてのことをゲストと呼びますが、ゲストとして利用した後にホストになったという人が非常に多いです。

ホテルや旅館では、運営している人と宿泊する人、つまり貸す人と借りる人がはっきり分かれていますが、Airbnbに登録する人は少なからず、ゲストであり、ホストでもあったりするのです。

その点が、一般的な旅館·ホテルの運営や賃貸運営とは違うAirbnbの大きな特徴となっています。